ページの先頭です。 メインメニューへ移動 フッターへ移動


ページの本文です。

更新日付:2017年4月4日 / ページ番号:C034586

さいたまみんなの生きもの調査

このページを印刷する

イキモノ

 さいたまみんなの生きもの調査(対象種:トンボ・チョウ)

市では、さいたま市内に生息する生きものの調査を通じ、生物多様性への理解を深めるとともに、市内の生物多様性の現状把握及びデータの蓄積を目的としたトンボとチョウを対象とした生きもの調査「さいたまみんなの生きもの調査」を、市民活動団体「さいたま市環境会議」と連携して実施しています。
チョウは種ごとに異なる草を食べる等、植物と密接な関係をもっており、チョウを調べることで、その地域の植生を推定することができます。
トンボは幼虫がヤゴと呼ばれ水中に生活する等、水環境と密接な関係をもっており、トンボを調べることで、その地域の水環境を推定することができます。
※生物多様性
生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのこと。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化し、3,000万種ともいわれる多様な生きものが生まれました。これらの生命は一つひとつに個性があり、全て直接に、間接的に支えあって生きています。生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルで多様性があるとしています。 (引用:環境省生物多様性ウェブサイト )
※この調査は、「さいたま市環境基本計画(改訂版)」の「基本目標2-1 生物多様性・自然環境の保全(さいたま市生物多様性地域戦略)」 に掲げる市民参加型生きもの調査の仕組みの構築に該当するものです。

調査概要

  • 調査は、トンボが卵を産みに来るミニトンボ池、チョウを引き寄せる植物を植えた「誘致装置」を設置し、付近のトンボとチョウを集め、市民参加により調査を行い記録します。
  • 2週間に1回程度の頻度で、1回15分以上調査します。
  • 調査期間は春から10月までとなります。 
    トンボ池ミニトンボ池及びチョウを引き寄せる植物
     

調査地点

1.馬宮西小学校 (西区)
2.与野八幡小学校 (中央区)
3.仲本児童センター (浦和区)
4.岩槻児童センター (岩槻区)
5.さいたま市役所本庁舎(浦和区)
6.見沼保全不耕起田んぼ(緑区)
7.(株)建設技術研究所 与野寮 (中央区)
8.桜環境センター(桜区)
9.オリジン電気(株)本社事業所(桜区)
※調査地点の番号は、調査結果の「確認場所」に対応しています。

調査地点概略図
調査地点概略図
 

平成28年度調査結果

平成28年度は「さいたまみんなの生きもの調査」により、チョウ31種、トンボ16種を確認しました。

チョウについては、ヤマトシジミやモンシロチョウなど、都市環境や草地に生息する種が多数確認されました。
イチモンジチョウやアサマイチモンジなど、都市環境にはほぼ生息しない種が確認されたことから、さいたま市内には良好な緑地環境が残されていることが伺えます。

トンボについても、アキアカネ、シオカラトンボなど都市環境や、池などの狭い止水性の水域に生息する種が多数確認されました。 
また、流水性の水域を好むハグロトンボが複数の拠点で確認されていることから、中小河川の水質がよくなりハグロトンボが生息できる環境が増えてきている傾向を示していると考えられます。
オツネントンボやホソミオツネントンボについては、森に入って成虫で越冬するので、周辺に森林が存在していることを示しています。

平成27年度には、元来は西日本を分布域としていたチョウ、ムラサキツバメが確認されました。
ムラサキツバメの幼虫は住宅地の街路樹として植栽されるマテバシイを食草とするため、最近は関東でも住宅地などで確認されています。
同様に、アオスジアゲハについても、クスノキを食草とするため、元来はクスノキが分布する西日本を中心に確認されていましたが、関東でもクスノキの植栽等により、定着したチョウです。
また、夏に確認されたミドリヒョウモンについては、丘陵~山地で発生するチョウで、夏は発生した場所の周辺に生息することから、さいたま市内には見沼田圃をはじめ、大規模な緑地が残っていることを示しています。
トンボについては、平地や低山地周辺の雑木林に住むヤマサナエが確認されました。また、幼虫(ヤゴ)が広い水面を必要とするコシアキトンボも確認されました。このことから、ミドリヒョウモン同様さいたま市内には大規模緑地が残っていることを示しています。
逆に、東京都内で多く確認されるオオシオカラトンボがシオカラトンボに比べて、あまり確認されませんでした。
これは、オオシオカラトンボの幼虫(ヤゴ)が日陰の池を好むため、都内の住宅が密集した環境で多数発生しているのに対して、さいたま市内では住宅の密集度合が都内よりも緩和されるためと考えられます。 

目名 科名 種和名 確認場所
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 アオスジアゲハ 2,5,7,8,9
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 アゲハ 2,4,5,6,7,8
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 キアゲハ 7,8,9
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 クロアゲハ 2,4,5,8
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 ジャコウアゲハ 6
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 ナガサキアゲハ 4,7
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ウラギンシジミ 5,6
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ウラナミシジミ 6,8
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ツバメシジミ 6,8
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ベニシジミ 6,7,8
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ヤマトシジミ 2,5,6,7,8,9
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 キタキチョウ 4,5,6,7,8,9
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 スジグロシロチョウ 8
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 モンキチョウ 5,6,7,8,9
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 モンシロチョウ 4,5,6,7,8,9
チョウ目(鱗翅目) セセリチョウ科 イチモンジセセリ 2,4,5,6,7,8,9
チョウ目(鱗翅目) セセリチョウ科 ギンイチモンジセセリ 8
チョウ目(鱗翅目) セセリチョウ科 チャバネセセリ 2,6,9
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 アカタテハ 2
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 アカボシゴマダラ 5,6
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 イチモンジチョウ 8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 キタテハ 6,8,9
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ゴマダラチョウ 8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 コミスジ 8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 サトキマダラヒカゲ 7
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン 4,5,6,7,8,9
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ヒメアカタテハ 2,6,8,9
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ヒメウラナミジャノメ 6,8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ヒメジャノメ 6,7
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ミドリヒョウモン 7
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ルリタテハ 5,7
トンボ目(蜻蛉目) アオイトトンボ科 オオアオイトトンボ 8
トンボ目(蜻蛉目) アオイトトンボ科 オツネントンボ 8
トンボ目(蜻蛉目) アオイトトンボ科 ホソミオツネントンボ 8
トンボ目(蜻蛉目) イトトンボ科 アオモンイトトンボ 6,8,9
トンボ目(蜻蛉目) イトトンボ科 アジアイトトンボ 2,6,8
トンボ目(蜻蛉目) オニヤンマ科 オニヤンマ 9
トンボ目(蜻蛉目) カワトンボ科 ハグロトンボ 8,9
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 アキアカネ 2,4,5,6,7,8,9
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 ウスバキトンボ 6,8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 オオシオカラトンボ 2,4,8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 シオカラトンボ 2,4,6,7,8,9
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 ショウジョウトンボ 4,5,8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 チョウトンボ 6,8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 ナツアカネ 5,8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 ハラビロトンボ 8
トンボ目(蜻蛉目) ヤンマ科 ギンヤンマ 4,6,8

※ 和名については、国土交通省「河川水辺の国勢調査ための生物リスト(平成27年度生物リスト 平成27年10月15日更新 平成28年3月15日 一部修正更新)」を参考に表記しています。
※調査結果を印刷したものを、大宮南部浄化センターみぬま見聞館の環境図書館に置いてありますので、ご活用ください。
※調査結果(ただし、写真を除く。)を引用・転載又は複製・加工して再配布する場合は、出所の明示と実施者の責任を明示してください。ただし、調査結果を二次利用した者が作成した情報により第三者が損害を被った場合、市及びさいたま市環境会議はその責は負いません。

確認された生きもの

アサマイチモンジ

アサマイチモンジ

食草:スイカズラ科

生息環境:林縁・河川

キアゲハ

キアゲハ

食草:セリ科

生息環境 :林縁・草原

・農地・公園・河川・湿地・高山

キタテハ

キタテハ

食草:クワ科・イラクサ科

生息環境 :林縁・農地・公園

・人家・河川

サトキマダラヒカゲ

サトキマダラヒカゲ

食草:イネ科

生息環境 :森林・林縁・公園

ジャコウアゲハ

ジャコウアゲハ

食草:ウマノスズクサ科

生息環境 :森林・草原・農地・河川

ミドリヒョウモン

ミドリヒョウモン

食草:スミレ科

生息環境 :森林・林縁

アオスジアゲハ

アオスジアゲハ

食草:クスノキ科

生息環境 :森林・公園

ヒメアカタテハ

ヒメアカタテハ

食草:キク科・イラクサ科

生息環境 :草原・農地・公園・人家・河川

キタキチョウ

キタキチョウ

食草:マメ科・クロウメモドキ科

生息環境 :森林・林縁・農地・公園・人家・河川

コミスジ

コミスジ

食草:マメ科

生息環境 :森林・林縁・農地・公園・河川

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモン

食草:スミレ科

生息環境 :林縁・草原・農地・公園・人家・河川

ムラサキツバメ

ムラサキツバメ

食草:ブナ科

生息環境 :森林・林縁・公園・人家

モンシロチョウ

モンシロチョウ

食草:アブラナ科

生息環境:農地・公園・人家・河川

ヤマトシジミ

ヤマトシジミ

食草:カタバミ科

生息環境:草原・農地・公園・人家・河川

ナガサキアゲハ

ナガサキアゲハ

食草:ミカン科

生息環境:森林・農地・公園・人家

ハグロトンボ

ハグロトンボ

幼虫の生育環境:流れの緩やかな川

成虫の生育環境:木陰の多い林縁

ギンヤンマ

ギンヤンマ

幼虫の生育環境:平地の池・湿地・水田など

成虫の生育環境:水田や池の上などでパトロール飛翔

ヤマサナエ

ヤマサナエ

幼虫の生育環境:平地や低山地の周辺の雑木の多い川の中流部

成虫の生育環境:羽化後は林の中、成熟後は川

アオモンイトトンボ

アオモンイトトンボ

幼虫の生育環境:池・沼・湿地など

成虫の生育環境:水辺、水辺から離れた草地など

アジアイトトンボ

アジアイトトンボ

幼虫の生育環境:湿地・水田など

成虫の生育環境:水辺。羽化後は水辺から離れた草地でも見られる

アキアカネ

アキアカネ

幼虫の生育環境:平地や山裾の湿地、水田、池、緩やかな流れなど広い範囲

成虫の生育環境:未熟な時は山地に移動。成熟後は山地から降りてくる

コノシメトンボ

コノシメトンボ

幼虫の生育環境:平地から丘陵地、低山地の抽水植物、湿生植物の繁茂した池、沼、湿地

成虫の生育環境:未熟な時は山裾の木立の多い所など。成熟後は水辺

ウスバキトンボ

ウスバキトンボ

幼虫の生育環境:湿地、池、プール、水たまりなど幅広い範囲

成虫の生育環境:平地から山地

オオシオカラトンボ

オオシオカラトンボ

幼虫の生育環境:平地や低山地の木立の多い池、湿地、田んぼ、溝、水たまりなど広く生育

成虫の生育環境:未熟な時は林や森の縁、成熟後は雄は水辺、雌は木陰の多い所

チョウトンボ

チョウトンボ

幼虫の生育環境:平地や丘陵地の植生が豊な池

成虫の生育環境:水辺付近の木立や草地の上を群飛、雄は成熟すると水辺

ナツアカネ

ナツアカネ

幼虫の生育環境:平地の水田や湿地

成虫の生育環境:未熟な時は森や林の中、成熟後は水辺に生息

ショウジョウトンボ

ショウジョウトンボ

幼虫の生育環境:平地から低山地の植物の多い池、沼、湿地、流れの緩やかな水路など

成虫の生育環境:未熟な時は明るい草地などで生活、成熟後は水辺に生息

※調査結果に掲載された写真の著作者は、各写真の撮影者とし、転載又は複製・加工して再配布することはできません。
※参考文献
日本チョウ類保全協会(編),2012.フィールドガイド日本のチョウ.誠文堂新光社,東京
浜田 康,1991.シリーズ・四国の自然博物館土佐のトンボ.高知新聞社,高知 

調査員への応募について

調査員への応募を希望される方は、調査員研修を受けて頂くことで、調査員として登録され、調査地点においての調査に協力して頂けることとなります。
新規調査員を希望される方につきましては、平成29年度中に応募方法等について、このホームページでお知らせいたします。

地図情報をスキップする。

地図情報

関連ダウンロードファイル

関連リンク

この記事についてのお問い合わせ

環境局/環境共生部/環境対策課 水質土壌係
電話番号:048-829-1331 ファックス:048-829-1991

お問い合わせフォーム

ページの先頭に戻る

イベント情報

イベント情報一覧を見る


ページの先頭に戻る