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更新日付:2016年6月6日 / ページ番号:C034586

さいたまみんなの生きもの調査

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さいたまみんなの生きもの調査

市では、さいたま市内に生息する生きものの調査を通じ、生物多様性への理解を深めるとともに、市内の生物多様性の現状把握及びデータの蓄積を目的としたトンボとチョウを対象とした生きもの調査「さいたまみんなの生きもの調査」を、市民活動団体「さいたま市環境会議」と連携して実施しています。
チョウは種ごとに異なる草を食べる等、植物と密接な関係をもっており、チョウを調べることで、その地域の植生を推定することができます。
トンボは幼虫がヤゴと呼ばれ水中に生活する等、水環境と密接な関係をもっており、トンボを調べることで、その地域の水環境を推定することができます。

※生物多様性
生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのこと。地球上の生きものは40億年という長い歴史の中で、さまざまな環境に適応して進化し、3,000万種ともいわれる多様な生きものが生まれました。これらの生命は一つひとつに個性があり、全て直接に、間接的に支えあって生きています。生物多様性条約では、生態系の多様性・種の多様性・遺伝子の多様性という3つのレベルで多様性があるとしています。 (引用:環境省生物多様性ウェブサイト )
※この調査は、「さいたま市環境基本計画(改訂版)」の「基本目標2-1 生物多様性・自然環境の保全(さいたま市生物多様性地域戦略)」 に掲げる市民参加型生きもの調査の仕組みの構築に該当するものです。

調査概要

  • 調査は、トンボが卵を産みに来るミニトンボ池、チョウを引き寄せる植物を植えた「誘致装置」を設置し、付近のトンボとチョウを集め、市民参加により調査を行い記録します。
  • 2週間に1回程度の頻度で、1回15分以上調査します。
  • 調査期間は春から10月までとなります。 
    トンボ池ミニトンボ池及びチョウを引き寄せる植物
     

調査地点

1.馬宮西小学校 (西区)
2.与野八幡小学校 (中央区)
3.仲本児童センター (浦和区)
4.岩槻児童センター (岩槻区)
5.さいたま市役所本庁舎(浦和区)
6.見沼保全不耕起田んぼ(緑区)
7.(株)建設技術研究所 与野寮 (中央区)
8.桜環境センター(桜区)
9.オリジン電気(株)本社事業所(桜区)
※調査地点の番号は、調査結果の「確認場所」に対応しています。

調査地点概略図
調査地点概略図
 

平成27年度調査結果

平成27年度は「さいたまみんなの生きもの調査」により、チョウ38種、トンボ14種を確認しました。

チョウについては、元来は西日本を分布域としていたムラサキツバメが確認されました。
ムラサキツバメの幼虫は住宅地の街路樹として植栽されるマテバシイを食草とするため、最近は関東でも住宅地などで確認されています。
同様に、アオスジアゲハについても、クスノキを食草とするため、元来はクスノキが分布する西日本を中心に確認されていましたが、関東でもクスノキの植栽等により、定着したチョウです。
また、夏に確認されたミドリヒョウモンについては、丘陵~山地で発生するチョウで、夏は発生した場所の周辺に生息することから、さいたま市内には見沼田圃をはじめ、大規模な緑地が残っていることを示しています。

トンボについては、平地や低山地周辺の雑木林に住むヤマサナエが確認されました。また、幼虫(ヤゴ)が広い水面を必要とするコシアキトンボも確認されました。このことから、ミドリヒョウモン同様さいたま市内には大規模緑地が残っていることを示しています。
逆に、東京都内で多く確認されるオオシオカラトンボがシオカラトンボに比べて、あまり確認されませんでした。
これは、オオシオカラトンボの幼虫(ヤゴ)が日陰の池を好むため、都内の住宅が密集した環境で多数発生しているのに対して、さいたま市内では住宅の密集度合が都内よりも緩和されるためと考えられます。
 

ミドリヒョウモン

ミドリヒョウモン

キアゲハ

キアゲハ

アオスジアゲハ

アオスジアゲハ

ムラサキツバメ

ムラサキツバメ

ヤマサナエ

ヤマサナエ

ギンヤンマ

ギンヤンマ

チョウトンボ

チョウトンボ

アオモンイトトンボ

アオモンイトトンボ

目名 科名 種和名 確認場所
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 アオスジアゲハ 1.2.5.8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 アカタテハ 2
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 アカボシゴマダラ 6.8
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 アゲハ 1.2.5.6.7.8
チョウ目(鱗翅目) セセリチョウ科 イチモンジセセリ 1.2.5.6.7.8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 イチモンジチョウ 8
チョウ目(鱗翅目) イラガ科 イラガ 8
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ウラギンシジミ 6
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ウラナミシジミ 6
チョウ目(鱗翅目) スズメガ科 エビガラスズメ 8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 オオウラギンスジヒョウモン 6
チョウ目(鱗翅目) スズメガ科 オオスカシバ 8
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 カラスアゲハ 8
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 キアゲハ 1.5.6.8
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 キタキチョウ 1.5.6.7.8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 キタテハ 2.6.8
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 キチョウ 8
チョウ目(鱗翅目) アゲハチョウ科 クロアゲハ 1.5.6.8
チョウ目(鱗翅目) ジャノメチョウ科 コジャノメ 1
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ゴマダラチョウ 8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 コミスジ 8
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 スジグロシロチョウ 8
チョウ目(鱗翅目) セセリチョウ科 ダイミョウセセリ 1.8
チョウ目(鱗翅目) セセリチョウ科 チャバネセセリ 1.2.6
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ツバメシジミ 6.8
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 ツマキチョウ 8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ツマグロヒョウモン 1.2.5.6.7.8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ヒメアカタテハ 2.6.8
チョウ目(鱗翅目) ジャノメチョウ科 ヒメウラナミジャノメ 6
チョウ目(鱗翅目) ジャノメチョウ科 ヒメジャノメ 6
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ベニシジミ 6.8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ミスジチョウ 8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ミドリヒョウモン 6
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ムラサキツバメ 5
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 モンキチョウ 1.2.6.8
チョウ目(鱗翅目) シロチョウ科 モンシロチョウ 1.2.6.7.8
チョウ目(鱗翅目) シジミチョウ科 ヤマトシジミ 1.2.5.6.7.8
チョウ目(鱗翅目) タテハチョウ科 ルリタテハ 8
トンボ目(蜻蛉目) イトトンボ科 アオモンイトトンボ 6.8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 アキアカネ 1.2.5.6.7.8
トンボ目(蜻蛉目) イトトンボ科 アジアイトトンボ 4.6.8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 ウスバキトンボ 1.2.6.7.8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 オオシオカラトンボ 7.8
トンボ目(蜻蛉目) ヤンマ科 ギンヤンマ 1.6.8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 コシアキトンボ 6
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 コノシメトンボ 5.8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 シオカラトンボ 1.2.4.5.6.7.8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 ショウジョウトンボ 6.8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 チョウトンボ 8
トンボ目(蜻蛉目) トンボ科 ナツアカネ 8
トンボ目(蜻蛉目) カワトンボ科 ハグロトンボ 1
トンボ目(蜻蛉目) サナエトンボ科 ヤマサナエ 6

※ 和名については、国土交通省「河川水辺の国勢調査ための生物リスト(平成27年度生物リスト 平成27年10月15日更新 平成28年3月15日 一部修正更新)」を参考に表記しています。

※調査結果を印刷したものを、大宮南部浄化センターみぬま見聞館の環境図書館に置いてありますので、ご活用ください。

※調査結果に掲載された写真の著作者は、各写真の撮影者とし、転載又は複製・加工して再配布することはできません。
※調査結果(ただし、写真を除く。)を引用・転載又は複製・加工して再配布する場合は、出所の明示と実施者の責任を明示してください。ただし、調査結果を二次利用した者が作成した情報により第三者が損害を被った場合、市及びさいたま市環境会議はその責は負いません。

調査員への応募について<平成28年度の新規調査員募集は終了しました>

調査員への応募を希望される方は、調査員研修を受けて頂くことで、調査員として登録され、調査地点においての調査に協力して頂けることとなります。
平成28年度の新規調査員募集は終了しましたので、新規調査員を希望される方につきましては、平成29年度春に開設を予定している、調査員募集ホームページをご参照ください。

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環境局/環境共生部/環境総務課 環境政策係
電話番号:048-829-1325 ファックス:048-829-1991

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